周恩来秘録 [人物]
2007年7月14日放送
評価:4.6
出版社/著者からの内容紹介
毛沢東と周恩来の関係は、これまで改革家としての友情と信頼に
結ばれていたとされてきましたが、実際には毛沢東は、自分に迎合する周恩来に
最後まで猜疑心を抱き続け、幾度も蹴落とそうとしていました。
中国には戸籍簿のほか、「襠案(とうあん)」という生まれてから死ぬまでの各
人の行状を記し残す制度があります。著者の高文謙は、周恩来研究委員会の委員
長を務め、公式の『周恩来伝』執筆担当者として、中国共産党最高首脳部のそれ
を見ることを許された、数少ない党の幹部のひとりでした。
天安門事件を機にアメリカへと亡命し、今回はじめて周恩来と毛沢東の本当の関
係を描きました。かつて目に触れることの許されなかった資料をふんだんに利用
して、周恩来の真実が明らかになります。
2007-07-14 10:01
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