謎ときシェイクスピア [人物]
評価:4.6
BOOKデータベースより
シェイクスピアは誰だったのか?その正体をめぐっては、18世紀以来さまざまな「別人説」が唱えられ、今なお論争が絶えない。フロイトもマーク・トウェインもオーソン・ウェルズも信奉した別人説の魅力と論拠は?従来の本人説の誤りとは?陰謀渦まくエリザベス朝時代を背景に、シェイクスピアの謎めいた全体像を明快かつスリリングに解き明かす。
目次:
はじめに―疑うことから始めよう
第1部 シェイクスピアとは誰か(田舎者シャクスペアがシェイクスピアであるはずがない!
六人のシェイクスピア候補たち)
第2部 ストラットフォードの男の謎(私は私ではない
ウィルはいかにしてシェイクスピアとなったか)
第3部 「成り上がり者のカラス」の正体は?
第4部 シェイクスピアとは何か
エリック・クラプトン自伝 [人物]
パリ快楽都市の誘惑 [人物]
サクラと星条旗 [人物]
評価:4.6
BOOKデータベースより
イチロー、松井などの有力選手が次々と海を渡り、大リーグを沸かせる昨今。松坂大輔のボストン・レッドソックスへの移籍で、アメリカでの日本人選手に対する関心はますます高まっている。そんな現象を、長年にわたって太平洋を挟んだ二つの国で野球を観察してきたロバート・ホワイティングはどう見ているのだろうか?日本にやってきた外国助っ人選手が直面する文化摩擦を描いた名作『菊とバット』から三十年。その逆バージョンともいうべき新たな傑作がここに誕生!王とボンズ、偉大なのはどちらか?大リーグ一の嫌われ者は誰?乱闘劇の正しい鑑賞法は?メジャーの知られざるエピソードと日本人大リーガーの真実をユーモアたっぷりに描く痛快エッセイ。
トム・クルーズ非公認伝記 [人物]
評価:4.6
出版社からの内容紹介
徹底検証! トム・クルーズに何が起こったのか!?
あの『ダイアナ妃の真実』の著者が2年の歳月を費やして完成した最新作!
だれもがトム・クルーズを知っている。──少なくとも、彼に関する一部の事実を。
つらい少年時代を乗り越え、驚異の大ヒット作に次々と主演したことを知っている。
われわれはトムが難役に挑みつづけたことを知っている。
その結果、アカデミー賞に3度ノミネートされ、ゴールデングローブ賞を3度受賞し、伝説の名優ポール・ニューマンやダスティン・ホフマンらの尊敬を勝ち得たことを知っている。
だがそこから先は、実像がややぼやけてくる。
トムが新興宗教サイエントロジーの信者であることは知っているが、それがトムの人生にどのような意味を持つのかは知らない。
同性愛の噂がいつまでも消えないなか、トムがミミ・ロジャース、ニコール・キッドマン、ケイティ・ホームズと結婚したことも知っている。
だが2005年春、トムがオプラ・ウィンフリーが司会するテレビ番組で、カウチの上で跳びはねながらケイティへの愛を異常なほどのハイテンションで叫んだときや、「ナチスの科学」である精神医学に頼っているとブルック・シールズを非難したとき、われわれは初めて、この魅力的で仕事熱心な映画スターについて自分たちがいかに何も知らないかを悟ったのである。
未公開写真や新証言をふんだんに盛りこんだ本書で、アンドリュー・モートンはトムの俳優業、恋愛、結婚、信仰を追いながら、心躍る、だがときにショッキングなトム・クルーズの真の姿を描き出していく。
田宮二郎、壮絶! [人物]
オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇 [人物]
2007年10月13日放送
評価:4.7
出版社/著者からの内容紹介
2006年ピュリッツァー賞受賞作品。「原爆の父」と呼ばれた一人の天才物理学者J.ロバート・オッペンハイマーの生涯を丹念に描くことで、人類にとって国家とは、科学とは、平和とは何かを問いかける全米で絶賛された話題作の邦訳。
裕福な家庭に生まれたオッペンハイマーがその才能を開花させていく過程を綴る。彼は学問に打ち込む一方で、心身のバランスを崩し、なかば躁鬱の状態に陥る。ドイツのゲッチンゲン大学に招聘されたころから、症状も改善し、理論物理学者としての前途が大きく開けてくる。やがて、原爆プロジェクトの委員長に任命され、開発にあたるようになる。研究にあたっては、彼自身の中に忸怩たる思いもあったようだ。1945年7月16日早朝、実験が成功した彼は「われわれ全員がこの瞬間"ちくしょう"になってしまった」と呟き研究所をあとにする。
アル・パチーノ [人物]
2007年10月6日放送
評価:4.6
BOOKデータベースより
「ゴッドファーザー」はその誕生からすでに伝説だった!アル・パチーノが1979年からおよそ30年、語った真実を一挙公開!世界中が恋する、男のなかの男の、仕事、女、愛、そして人生のすべて―。
目次:
1979 気心が知れて
1983 ある俳優の死とカルト・キャラクターの誕生
1990 帰ってきたマイケル・コルレオーネ
1996 パチーノを探して
1998 見巧者の渋面
2001 パチーノ、教室に現わる
2002 パチーノからの電話
2004 肝腎なのは、シャイロック、あんたが冷静だということ
2005 「ニューヨーク訛りで『風と共に去りぬ』はやれない」
エピローグ 蜜蜂に近づくべきか、とどまるべきか…
周恩来秘録 [人物]
2007年7月14日放送
評価:4.6
出版社/著者からの内容紹介
毛沢東と周恩来の関係は、これまで改革家としての友情と信頼に
結ばれていたとされてきましたが、実際には毛沢東は、自分に迎合する周恩来に
最後まで猜疑心を抱き続け、幾度も蹴落とそうとしていました。
中国には戸籍簿のほか、「襠案(とうあん)」という生まれてから死ぬまでの各
人の行状を記し残す制度があります。著者の高文謙は、周恩来研究委員会の委員
長を務め、公式の『周恩来伝』執筆担当者として、中国共産党最高首脳部のそれ
を見ることを許された、数少ない党の幹部のひとりでした。
天安門事件を機にアメリカへと亡命し、今回はじめて周恩来と毛沢東の本当の関
係を描きました。かつて目に触れることの許されなかった資料をふんだんに利用
して、周恩来の真実が明らかになります。