ロシア 闇の戦争 [政治]
2007年8月日放送
評価:4.6
BOOKデータベースより
本書は、1999年9月、ロシア全土を震撼させた連続アパート爆破事件の真相を追究した衝撃のノンフィクションである。事件後、「チェチェン人のテロリスト」撲滅をスローガンに第二次チェチェン戦争が始められた。その過程で当時ほとんど無名だったプーチンは大統領へと昇りつめていく。その裏で何が起きていたのか…。
目次:
存続か消滅か―ソ連解体後の秘密警察
戦争仕掛け人―権力を掌握するための戦い
情報機関の暴走―契約殺人、テロ、そして戦争
秘密警察との戦い―正義を死で葬るFSB
信頼と忠実、そして…FSB長官の素養
リャザンでのしくじり―明るみにでたFSBテロ工作
大規模テロ―ブイナクスク、モスクワ、ヴォルゴドンスクでの工作
国民の敵―無原則、無法状態のFSB
フリーランス特殊部隊―暗殺を請け負う組織犯罪グループ
契約殺人―公式には存在しないFSB配下の特殊チーム
誘拐―実行、交渉、後始末も自作自演
改革か、解体か―内部からの改革を求めた一通の手紙
政権を握ったFSB―「専制君主」プーチン大統領誕生
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