レンブラント、フェルメールの時代の女性たち [アート]
評価:4.6
レンブラント、フェルメールの時代の女性たち―女性像から読み解くオランダ風俗画の魅力 (小学館の美術書)
- 作者: 尾崎 彰宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/08
- メディア: 単行本
内容(「MARC」データベースより)
家父長制の下での女性の社会進出などを背景に成立した17世紀オランダ風俗画。そこに描かれた、手紙、箒、鍵、地図、縫い物、そして「ふつうの女性」たちは何を語るのか。日常のありふれた情景に隠された、奥深い意味を探る。
ジャズの巨人たち [アート]
評価:4.6
BOOKデータベースより
ルイ・アームストロング、デューク・エリントン、ビリー・ホリデイ…ジャズエイジを彩った天才たちが、いきいきと語り、歌い、動きだす。ノンフィクションの名手S・ターケルの才気あふれる処女作にして傑作ジャズ評伝。
目次:
ジョー・オリヴァー―ザ・キング
ルイ・アームストロング―ジャズ大使
ベッシー・スミス―ブルースの女王
ビックス・バイダーベック―若者はコルネットを手にして
ファッツ・ウォーラー―笑いに包んだ天才
デューク・エリントン―人生を映すサウンド
ベニー・グッドマン―スウィング王
カウント・ベイシー―ジャンプで楽しく
ビリー・ホリデイ―神の恵み
ウディ・ハーマン―ザ・ハードのがんこ者
ディジー・ガレスピー―ニュー・サウンドの探検家
チャーリー・パーカー―ヤードバード伝説
ジョン・コルトレーン―終わりのない探求
怖い絵2 [アート]
奇想遺産 世界のふしぎ建築物語 [アート]
2007年12月8日放送
評価:4.6
内容紹介
建築って、こんなに面白い!
思わず息をのみ、そして気付く。「この建物、なんかヘン!」
一体どうして、これほどに異様で、おかしな建物ができたのか?
その魅力の虜になった専門家たちが解きあかす77の物語。
生涯にわたって石を集め、ナゾの宮殿を建てた郵便配達夫を突き動かした情熱とは?
現在、高い評価を得ている巨匠の作品が、完成当時、物議を醸したのは何故か?
建築たちの情熱が今も息づく建物をめぐる旅へ――。
本書は、好評連載中の朝日新聞日曜版「be on Sunday」にて、2005年3月~2006年12月まで連載された《奇想遺産》から77作品をセレクト。不思議な建物たちを以下の7つに分類し、それぞれの物語を写真とともに収録しました。
1章 (時には風景までをも歪める)「奇景・奇観」
2章 (都市の奇怪な象徴を意図した)「奇塔・奇門」
3章 (不思議な形をきわめた)「奇態」
4章 (知的研鑽を提起する)「奇智」
5章 (自己流の風流をここまでやるかと思わせる)「数奇」
6章 (神仏の霊験を表現した)「神奇」
7章 (既成概念に確信犯的に叛く)「新奇・叛奇」
ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン! [アート]
2007年11月3日放送
評価:4.6
ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!―私が選んだ一本の万年筆
- 作者: 森 睦
- 出版社/メーカー: 南雲堂フェニックス
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
BOOKデータベースより
NHKテレビ『美の壺』にも登場した萬年筆研究会WAGNERの会員60人が書き綴った珠玉の万年筆物語。万年筆愛好家たちから“ジェニュイン・シヴィル・マイスター”の称号を授与された“たこ吉師匠”が万年筆セルフケアのハウツーを大公開。
堀文子画文集 命といふもの [アート]
グスタフ・クリムト ドローイング水彩画作品集 [アート]
2007年9月15日放送
評価:なし
BOOKデータベースより
「宿命の女」、「はかない女」、そして、「淫らな女」たち…。流れるような描線が姿態を愛撫する、エロスの極致。絡み合う男と女、女たちの密やかな行為…。一生涯、女たちを見つめつづけた画家が、欲望のおもむくままに熱狂的に制作したスケッチと、めくるめく装飾画の源泉である習作を油彩とともに紹介、素描家としてのクリムトの魅力を存分に伝える作品集。詳細な評伝と作品データを収録。図版約 300点。
出版社からの内容紹介
めくるめく装飾画の原点が、ここにある! 絡み合う男女、女たちの密やかな行為……さまざまな姿態を流麗なラインで描き尽すエロスの世界。図版約三百点。
風景画を描く [アート]
2007年3月3日放送
評価:4.6
内容(「MARC」データベースより)
風景というモデルに触発されて自分の絵を創るという著者が、フランス・イギリス・イタリアを巡りながら、作画に対する思いや技法・工夫、苦労話などを綴る。1995年発行のNHK趣味百科テキストに加筆。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安野 光雅
1926年、島根県津和野町生まれ。山口師範学校研究科修了後、山口・東京などで教員生活を送る。1968年、『ふしぎなえ』を発表。以来、画家・絵本作家として、200冊をこえる創作活動を展開してきた。その功績で、国際アンデルセン賞画家賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。また、美術の世界だけにとどまらず、科学・数学・文学などに造詣が深く、その好奇心と想像力の豊かさで、多方面における独創性に富んだ作品を発表している
川端康成と東山魁夷 [アート]
日本残酷写真史 [アート]
2007年1月13日放送
評価:4.6
内容(「BOOK」データベースより)
「人間の残虐趣味を満足させるのは、戦争と芸術だけである」と、江戸川乱歩は語っている。写真は、その誕生とともに、人間の秘めたる欲望である“残酷”を満足させるために使われてきた。日本に写真技術が伝わった江戸末期以降、写真は、日本人の“残酷さ”を写し出してきたのである。本書は、江戸時代の「はりつけ」「獄門」(さらし首)などの残虐な刑罰の写真から、維新・戊辰戦争における切腹・斬首、関東大震災での遺体の山や虐殺された朝鮮人、肉弾戦と化した日清・日露での大量戦死者、災害や猟奇犯罪の無残な被害者、そして日中・太平洋戦争での日本軍による残虐行為、東京大空襲や広島・長崎の黒コゲの死者など、秘蔵の残酷写真170枚を収録した、初めての「日本残酷写真史」である。